
あなたの人生に訪れる不運や不幸。その原因はただの偶然で済ませられるのでしょうか?
あなたは、「不運・不幸」が生じる根本を理解しておく必要があります。
それは、日本の神道において不浄とされる「穢れ」について理解する事であり、その過程で必要な「魂(霊魂)」や「四魂(しこん)」の概念についても解説していきます。これらの知識を深めることで、知らず知らずのうちに不幸を生み出すカラクリの怖さに気づいていただけるでしょう。
なぜ不運・不幸は続くのか?
魂に見る不運・不幸の実相
神道において「穢れ」とは、精神や肉体もさることながら、特に霊的な汚れを指します。
この穢れは、私たちが無意識のうちに抱える負の感情や、他者との関わりの中で受けるネガティブな影響から生まれることが多いのです。
例えば、あなたが日々感じている「つらい」「報われない」といった思い。負の感情とは、他者への「妬み・嫉み」「怒り」「憎悪」などがあります。また、「恨み」「恐れ」「憎しみ」などが他者から向けられるネガティブな影響の代表的なものになります。それらはあなたの魂に影響を与え、輝きを鈍らせていきます。
これが「穢れ」となってこびり付き、濁らせ、魂を侵され光を失うと運が好転しなくなっていきます。
この状態が魂の影響からくる不運や不幸の実相です。
穢れは目に見えないため、多くの人はその存在に気づくことができません。
しかし、何かうまくいかないと感じるとき、現実の生活の中で阻害要因が見当たらないならば、そこには「穢れ」が関与している可能性があります。
四魂(しこん)が乱れる恐ろしさ
神道では、人間の霊魂は「一霊四魂」であると表されます。
四魂とは、「荒魂(あらみたま)」、「和魂(にぎみたま)」、「幸魂(さきみたま)」、「奇魂(くしみたま)」のこと。そして一霊とは、直霊(直日/ナオヒ又はナオビ)の事とされます。直霊は霊魂の核だとイメージしてください。直霊の四方を囲むように四魂が集まっているのですが、人によりその大小・過多が異なる為に霊魂にも個性があるとされています。
その個性は現世の私たちの本質的に持つ性格としても表れています。その持っている個性のバランスが大きく乱れ崩されることで、不運や不幸が生まれることがあります。

- 荒魂が乱れると、怒りや攻撃性が強まり、人間関係が破壊される。
- 和魂が弱まると、他者との調和が取れず、孤立感に苦しむ。
- 幸魂が不足すると、希望を失い、心が荒んでいく。
- 奇魂が滞ると、直感や創造性を失い、人生に活力がなくなる。
これらのバランスが崩れる原因は様々ですが、日々の生活でのストレスや他者からの影響にあることが少なくありません。
特に、他者からの怨念や妄執(もう、「呪い」と表現しても良いくらいですが)が魂のバランスを乱す要因となり、知らぬ間に不幸を呼び寄せるのです。
他者からの影響がもたらす恐怖
人間関係の中で生まれる負の感情、たとえば嫉妬や怨恨は、相手だけでなく自分にも害を及ぼします。
他者のネガティブな感情が放つ穢れは、直接的な言葉や行動を伴わなくても、私たちの魂に影響を与えます。知らず知らずのうちに、そうした負の感情の影響を受け続けていると、気力や活力が奪われていきます。
その結果、物事がうまくいかなくなり、さらなる不幸を引き寄せるという悪循環(ネガティブスパイラル)に陥ってしまうのです。
知らないうちに不幸を生み出すカラクリ
自分自身が原因となる場合

不幸の原因は、他者からの影響だけではありません。
私たち自身が抱くネガティブな感情も、自らの魂を侵し曇らせ、不幸を引き寄せることがあります。たとえば、「どうせ自分なんて」と思うことで、魂のエネルギーが低下し、それがさらに不運を呼び寄せる原因となります。
このような内なる負の感情は、「穢れ」を生む大きな要因となります。
怨念や妄執の恐ろしさ

他人からの怨念や妄執は、まさに呪いの如く、まるで無味無臭無色の見えない毒のように私たちの生活に入り込みます。
これらは一見無害に見える日常の出来事の中に潜んでおり、気づいたときには魂が侵され濁らされ、その輝きを失ってしまっていることがあります。たとえば、職場や家庭での人間関係において、他人の嫉妬心や恨みがあなたの行動や気持ちに影響を及ぼしていることはありませんか?
こうした負のエネルギーを受け続けると、やがて自分自身の魂が曇り、不幸のスパイラルから抜け出せなくなるのです。
穢れが積み重なる怖さ

穢れは一度発生すると、そのまま放置されることが多く、時間とともに蓄積されていきます。この蓄積が増えるほど、魂はより曇りやすくなり、次第に自分自身の状況をコントロールする力を失ってしまいます。
穢れの蓄積は、不運が連鎖する原因ともなります。
最初は些細な出来事だったとしても、それが積み重なることで大きな災禍を招く結果につながるのです。
不幸の原因を知ることの重要性
不運や不幸のカラクリは、目に見えない穢れや魂の乱れから生まれることが少なくありません。
知らず知らずのうちに不幸を生み出すこれらの要因に気づき、正しく理解することが、まずは第一歩です。
あなたの中にある負の感情や、周囲からの見えない影響を軽視しないでください。これらを放置することで、不運の連鎖はさらに深まります。
不幸の原因を見つめ直し、その怖さを理解することが、未来の幸福への鍵となるのです。
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